ハリケーン・ノロ(2026年9月)ハワイへの影響とその後|ハワイ島・マウイ島の状況と旅行者が知っておきたいこと

ハリケーン・ノロとハワイ諸島の風の予報図(Windy.com)

2026年8月のララ、9月上旬のロウェルに続いて、今度はハリケーン・ノロ(Nolo)がハワイに近づいています。「ハワイ旅行の予定があるけど大丈夫?」「どの島に影響があるの?」という方に向けて、アロハちゃんが旅行者目線で最新情報をまとめました。

【10月4日更新】ノロのその後
・ノロはハワイの南を通りすぎ、直撃はしませんでした。いちばん近づいたときはハワイ島から約240km(150マイル)以内。その後、島から離れた海上で一時カテゴリー4まで発達し、西へ去りました
・ハワイ島:山の高いところで最大約43cm(17インチ)の雨。カウ地区の11号線の一部が冠水で通行止めになり、ハマクア海岸のオオカラでは土砂崩れと倒木。カウ地区では戸別に避難が呼びかけられ、40人以上が避難所に身を寄せました。それでも、1か月前のララほどの被害にはなりませんでした
・強い突風:マウイ郡・ハワイ郡・ホノルル郡の一部で時速約97〜129km(60〜80マイル)。マウイ島のオロワルでは約142km(88マイル)
・ハワイ火山国立公園:9月27日(日)に大部分が再開。ヒリナ・パリ道路の一部、マウナロア道路の一部、キプカプアウル・トレイル、硫黄の噴気孔(サルファー・バンクス)の橋は閉鎖が続いています。海に面した溶岩のアーチ「ホレイ・シーアーチ」は、閉鎖中に崩れ落ちたと伝えられています
・州立公園:9月30日までに、ハワイ島・マウイ島ともほとんどが再開。ただし倒木などで、ハワイ島のアカカ滝州立公園の一部、ハプナビーチのワイアレア地区、ラパカヒ州立歴史公園、ムリワイ・トレイルなどと、マウイ島のポリポリ・スプリング州立レクリエーション地区などは閉鎖が続いています
・オアフ島(ワイキキ):大きな被害は報告されていません(山沿いのワイマノでは時速約129kmの突風)

行きたい公園やトレイルがある方は、出かける前に公式サイトで再開状況を確認してください。

※ここから下は、2026年9月26日(金)午前(ハワイ時間)の報道をもとにした、ノロが近づいていたときの情報です。状況は刻々と変わるため、最新情報は公式発表でご確認ください。アイキャッチ画像(風の予報図)の出典:Windy.com

🌺 まず結論から
・ノロはハワイ島の南で停滞したあと西へ離れていく予報で、直撃は避けられる見込みです
・いちばん注意が必要なのは、ハワイ島の東部・南部の大雨と洪水です
・ヒロ発着の飛行機に欠航が出ています。各航空会社が変更手数料なしの特別対応をしています
・オアフ島(ワイキキ)は大きな影響はなく、イベントも予定どおり。ただし東海岸の高波と強風に注意

ハリケーン・ノロの今(強さ・位置・進路)

9月26日朝の時点で、ノロはカテゴリー2のハリケーンです。最大風速は時速約160km(100マイル)で、ハワイ島の最南端(サウスポイント)から南へ約230km、ホノルルからは南南東へ約540kmの海上にあります。

しばらくハワイ島の南でほとんど動かずにいましたが、26日朝から予想どおり西へ向きを変え、ゆっくりハワイ島から離れ始めました。週末にかけて西へ速度を上げ、月曜から火曜には北西へ向きを変える予報です。中心はハワイの主な島々の南から南西の、離れたところを通る見込みです。なお、26日夜から27日(日)早朝にかけて、さらに強い「カテゴリー3」に発達する可能性があると予報されています。

島ごとの影響(9月26日朝の時点)

島出ている警報・注意報主な影響
ハワイ島ハリケーン注意報(ウォッチ)・熱帯暴風雨警報・洪水注意報東部・南部で大雨。雨量は多いところで25〜50cm、最大約63cmの予報。命に関わる洪水や土砂崩れのおそれ
マウイ郡(マウイ島・モロカイ島など)熱帯暴風雨注意報(ウォッチ)・洪水注意報東部で雨量10〜20cm、最大約25cmの予報。山沿いで強い突風
オアフ島・カウアイ島東海岸に高波注意報・強風注意報(27日(日)午後6時まで)突風は最大で時速約88km。雨は多くても数cm程度

旅行者が知っておきたいこと

✈️ 飛行機:ヒロ発着に欠航、各社が特別対応

ハワイ島のヒロ空港では、金曜〜土曜にかけて少なくとも21便が欠航しました(ハワイアン航空13便・サウスウエスト航空8便)。25日夜の時点で、ヒロ空港とコナ空港そのものは閉鎖されておらず、コナ発着の便は運航しています。

ハワイアン航空、アラスカ航空、デルタ航空、アメリカン航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空などが、対象の便を変更手数料なしで変更できる特別対応を出しています。対象の日付や空港は会社ごとに違うので、予約している航空会社のサイトやアプリで確認しましょう。27日(日)・28日(月)に移動する方も、運航状況のチェックがおすすめです。

⛔ 閉鎖中の観光地・交通(ハワイ島・マウイ島)

  • ハワイ火山国立公園:24日(木)午後5時から全面閉鎖
  • ハワイ島の州立公園・キャンプ場・森林保護区・ハイキングトレイル:すべて閉鎖
  • マウイ島・モロカイ島の州立公園・キャンプ場・トレイル:25日(金)から閉鎖
  • コハラ山道路(250号線):強風のため、ハワイ・プレパラトリー・アカデミー付近から約32km(20マイル)区間が通行止め(26日早朝)
  • ハワイ島の路線バス「ヘレオン」:運休(木・金曜)

ハワイ島とマウイ郡では避難所も開設されています。滞在中の方は、ホテルの案内や郡の緊急情報に従ってください。

🏖️ オアフ島(ワイキキ)は?

オアフ島は中心から遠く、大きな影響は出ていません。アロハ・フェスティバルなど大型イベントも「雨でも晴れでも」予定どおり開催されています。ただし東海岸には高波注意報と強風注意報が出ているので、海に入るのは控え、強い風で物が飛ばされないよう注意しましょう。

💡 停電の状況

26日朝の時点で、ハワイ島の一部(オーシャンビュー、ハマクア、プナ、カウなど)で約600件の停電がありました。マウイ島とオアフ島は、ともにごく一部にとどまっています。

出発前・滞在中にチェックしたいこと

  • 予約している航空会社のサイト・アプリで運航状況と特別対応を確認する
  • 宿泊先やツアー会社に、営業やツアー催行の状況を問い合わせる
  • 道路の閉鎖はハワイ州交通局(HDOT)のSNSで発表されます
  • 嵐の進路は米国立ハリケーンセンター(中部太平洋ハリケーンセンター)の発表で確認できます
  • 大雨のときは、川や冠水した道路に近づかない。トレイルやビーチの閉鎖表示には必ず従う
🌺 アロハちゃんメモ
今年のハワイは、ララ、ロウェル、そしてノロと、ハリケーンが続いています。まずは無理をせず、安全第一で。直撃はしない予報ですが、雨の多いハワイ島の東側・南側は、雨がやんだあとも道路や川が危ない状態が続くことがあります。旅行中の方は現地の案内に従い、これから行く方は出発前に最新情報をチェックしてくださいね。島のみんなが無事に過ごせますように🌈

よくある質問(FAQ)

Q. ハリケーン・ノロはハワイに直撃しますか?

A. ノロはハワイの南を通りすぎ、直撃はしませんでした。ハワイ島では山の高いところで最大約43cmの大雨が降り、道路の冠水や土砂崩れがありましたが、1か月前のハリケーン・ララほどの被害にはなりませんでした。

Q. オアフ島(ワイキキ)の旅行に影響はありますか?

A. オアフ島は中心から遠く、大きな影響は出ていません。アロハ・フェスティバルなどのイベントも予定どおり開催されています。ただし東海岸に高波注意報と強風注意報(27日(日)午後6時まで)が出ているので、海に入るのは控えましょう。

Q. 飛行機は飛んでいますか?

A. ヒロ空港発着で少なくとも21便が欠航しましたが、ヒロ空港・コナ空港は閉鎖されておらず、コナ発着便は運航しています(25日夜時点)。主な航空会社が変更手数料なしで便を変更できる特別対応を出しているので、予約している航空会社で確認してください。

Q. ハワイ火山国立公園には行けますか?

A. 9月24日(木)から閉鎖されていましたが、9月27日(日)に大部分が再開しました。ヒリナ・パリ道路やマウナロア道路の一部など、閉鎖が続いている場所もあるので、出かける前に公園の公式サイトで確認してください。

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